『月子...!
ねぇ、ダメだってば...!
ねぇ!!
っ...!
仕方ない...!!』((突然しぃちゃんが肩から降りたかと思うと、視界が真っ暗になった。
多分だけど、だれかの大きな手で目を隠されているんだ。
微かに香る...この、優しい香りは...シトラス...?))「すまんのォ...。
化生の類いごときにおんしを喰わせるわけにもいかんのじゃ。
どうか許せ」((耳元で低い声が響いてから、今度は口に何かを当てられた。
それがハンカチのようなものだと気付いた頃には、私の意識は途切れる一歩手前だった...))@起きなさい!!
@私をよぶのは、だれ?……いか、なくちゃ…(虚ろな目でふらふら)