竜也「よし。

行くぞ」



((たくましい腕に抱き抱えられて、一瞬体が突風の渦に引き込まれた感覚になる。
でもそのあとすぐに視界は晴れ、目の前には真剣な顔の虎幸さんがいた。

まるで瞬間移動だけど、あれとは違うって竜也君は言ってた))



虎幸「...これは返り血か。
ビックリしたよ。

月子ちゃん、おめめぱっちりしててね」



((虎幸さんに施された触診はすぐ終わった。
満足そうだから、問題は無かったんだろう))



虎幸「大丈夫、すぐ良くなる。
血を拭いて休みなさい」





@うん、竜也くんよろしくね(ぎゅっ)