(友人とおぼしき女の子と楽しそうに笑う彼女。
彼女は知らない。
パーカーのフードを目深に被った人物が見つめていたのを)


??「...お前が、約束を守る子で良かったよ」


(もう、手を汚す必要はないだろう。
握りしめていた拳を開き、手中にあった桜を風に乗せてまき散らした。

人物は踵を返し、路地裏の闇にまみれた)



??「さよなら」




(Normal End)





??「...」