竜也「...月子、ちょっといいか?
付いてきてくれ」



((いつもより重い雰囲気の竜也君に連れられて、裏庭まで来た。
竜也君はずっと背中を向けていたけど、何かを決意するように息を吐いて振り返る。

大好きな満月の瞳は、私を見つめていた))



竜也「俺は、姉ちゃんみたいに口がうまい訳じゃない。
だから、余計なこと言わない。

驚くと思う。
でも、聞いてくれ。




月子、俺はお前のことが好きだ」



((その言葉が、自分の想い人に言われている。
信じられないくらい嬉しくて。

涙の伝う頬を隠しながら、震える声で私も、とつげた。

竜也君の顔は見えないけど、強く抱き寄せてくる腕は震えていて。
心臓の鼓動が早かった))



竜也「良かった...。
大好きだ、月子。


俺が、お前を護る」





>(竜也くんから告白された)