豹那「...ご存知ですか?

指輪って、よく給料三ヶ月分って言うじゃないですか。
あれって、将来自分になんかあったときには指輪を売って食い繋げ、三ヶ月はしのげる...そんな意味が込められているって言われているんです。
実際は三ヶ月分以上するんですけどね。


それはエンゲージリングとかじゃないけど...。
先輩の愛が込められていると思うんです。

私が言ってはなんですけど...。

あの人は、変なとこはドジで、鈍感で、天然で。
でも、人の裏表をよく見ていて。
物事の善悪もしっかり理解していて。

審美眼には優れているんです。


そんな人が贈った指輪なんです。
お姉様への、一途で深い愛なんです。

本物の、愛情。


お姉様、どうか自信を持ってください。
お姉様が相応しいんじゃない。

お姉様以外、相応しい人なんていないんですよ」




&△嬉しかった。...でも、この指輪に相当しいだけの価値は私にはあるのかしらと考えてしまって...