「っちょ、ちょっと...!
マジで待って。
何でアタシが悪いの!?
こいつが態度悪いんじゃん!!
アタシら先輩じゃん!!
アタシらこいつの恩人も同然じゃね!?
こんな弱ぇ奴にバカにされて、舐められてたまるかっての!
その気になりゃアンタだってぶっ殺せんだぞ!!
アタシに逆らうな!!!!」豹那「は?」
((すっと立ち上がった豹那。
髪からポタポタ水滴を垂らすけど、本人はそれを気にもとめていない。
その目は絶対零度。
じっと。
女の子達を睨んでいる))
「キャアッ!!?」
((突然ティカップがひっくり返って、彼女達の服やバッグを濡らした。
...豹那の、衝撃波...))豹那「あなた方ごときが軽く死を語るな...。
人を殺す行為がどれ程思いかも知らないくせに。
殺すってのは恨まれるってことだ。
人を殺したときは、自分が誰かに殺されても文句は言えない。
背負えるのかよ...。
自分が殺した誰かの遺族に、関係者に。
今度は自分が殺されるかもしれない恐怖に!!
業に耐えられるのかよアバズレども!!」
((響き渡る豹那の怒号。
触発されたように、女の子達は部屋を飛び出した。
静寂に包まれた室内。
豹那は切れた息を正すため肩を上下させている))豹那「ッ...!」
%(プルル...)...もしもし、豹羅?今から出てく女たち出禁にしろ。俺だけならともかく豹那にも暴言吐きやがった!
%...なぁ。それは後輩を傷つけられるのが嫌いな俺への暴言ととってもいいかな?君たちは俺のことを知ってるはずなんだから。(立ち上がって冷たい目をする)