豹那「ッ...!!

い、い...んですか...?
ほんとうに...。

私、なんかが...!

愛して...」


((...良いんだよ、豹那。

誰かを愛しちゃいけない掟なんてない。
人を愛しちゃいけない人なんて、いないんだよ))



豹那「っ、ぅ...!!

ぅ、ぁああ...!!」


((胸元に顔を埋めて、豹那は泣きに泣いた。
今までの我慢を、涙で流すみたいに。

血のような色の涙は、美しく見えた。

愛する人のために流した涙は、美しいというのを聞いたことがあった。


強く、強く。
豹那を抱き締めた))




豹那、愛してるよ




%これからは耐えたりせずに...豹那なりの愛を頂戴?