豹羅「...先輩、俺ァアンタの過去に何ら興味はねぇ!
だが、豹那が騒ぐんだよ。

アンタが、魘されている声が聞こえるって!
アンタが苦しんでるから行ってくれって!

アンタが過去に何しでかしたかなんざ知らねぇ。
逆鱗がどうこう知ったこっちゃねぇ。


でもよ、いつまでもんなの引きずんなよ。
兄貴だって、昔怒りに身を任せて街一個滅ぼした。
その業を背負って!今でも贖罪のために生きてんだよ!!

仮にも豹那に見初められてんだろ!?
だったらシャキッとしやがれ!!!」



%豹羅...。...(パァン)...ッシ、目が覚めた、ありがとさん。(叩いて赤くなった頬で吹っ切れたように笑う)




%あ、あぁ、またあの夢か...。逆鱗に触れられて暴走した、あの頃の...。