((目を見開いて、脂汗を流している。
口元を覆い隠した手の、指の間から、真っ赤な鮮血が垂れてきた))



豹羅「豹那!!?」


((豹那さんは椅子を倒しながら立ち上がって洗面台の方に駆けていった。
状況が飲み込めず唖然としていると、不快な笑い声が聞こえてきた))


「お行儀が悪いわね、育ちのせいだわ」

「人の食べ物いただけるだけでも勿体無いのに」


((嫌な予感がして。
豹羅さんと共に豹那さんの元へ走った))



洗面台




豹那さんが口元を手で隠した