((豹那さんの目が赤く染まって、怒りが頂点に近いのだと直感した。

あれは、豹那さんの中に眠る獣の目))



豹那「なぁ、アソんでやるぞ」


((男達が向かっていく。
でも、豹那さんは本当に遊んでいるようで。
攻撃を翻しては技をかけたり攻撃を与えたりしている。

能力を使ったり、獣の爪で引っ掻いたり。
刺したり。
時にはボキッという音が聞こえたりする。

あんなに楽しそうな豹那さん、見たことない。
これが、狂暴な闇之の性...?))



豹那「ハァアア.....どこまでつまんねェ男達」


((満足そうな、不満そうな顔をしていた。
そのあと竜也君の手に目元を覆われて視界は闇に支配される。


肉の塊が破裂したような音。
濡れた破片が飛び散るような音が聞こえたのを最後に、意識を手放した))





起きたら泣きそうな狼さんがいた




豹那「ックク...」