豹那「森の海を漂うのは 憂いたたえ揺れる小舟
彷徨える魂と 澄みわたる刹那の静寂
枝葉つたう時の滴 震え落ちる無垢な祈り
水鏡に映るのが 潰えぬ哀しみの輪だとしても
誰もが傷つき 痛みを背負って
誰かを傷つけひた走る
酷く残酷な風が 吹き荒れてもなお
譲れない想い その胸に秘めたまま
闇の砂丘流れ着けば 瑠璃を帯びた琥珀の蝶
過ぎし日の言霊を 翅に乗せたゆたうばかり
錆びて朽ちた鍵束でも 希望一縷抱けるなら
守るべき宝物 愛しさが罪過に変わる前に
嘆きの扉を こじ開けて進め
誰ガ為ノ世界だとしても
強く儚く優しい 真実と嘘と
裏切りと罪と その全て受け止めて
哀しき運命を 生きる者よ
滅びの振り子に あらがう者よ
いつかいつの日か 仰ぐ天に
安らぎの音が 響くように
矛盾の涙は 銀の波飛沫
誰ガ為ノ世界だとしても
遥か遠き日の夢の輪郭が今も
鮮やかなままで ただ 此処にあるから
誰もが傷つき 痛みを背負って
誰かを傷つけ ひた走る
酷く残酷な風が 吹き荒れてもなお
譲れない想い その胸に秘めたまま
...この曲、本当に中毒性高いわ。
志方さんの歌声も美しいし。
何度も聞いてしまう曲。
歌詞も奥が深いし。
あとあれ、逆再生。
あれは二度見したわ」
誰ガ為ノ世界