竜也「...いや。
俺らのような能力者は、もう少ない。


前にも言っただろ?
社会じゃ能力者は見えない差別の大量になっている。
親や親類に迫害された奴なんざごまんといる。
ここはそういう奴のための場所でもあるんだ。

否応なく、一般人を深く憎んでいる能力者だって居るんだ。
能力者に、簡単に警戒心を解くなよ。

そいつの恨みの深さが、受けた迫害の痛みだ。



皆、等しくな」





私にとっての能力者は、目の前の優しい人たちのことですよ