豹那「何だかんだ、あの桜に魅入られたのは私の方かしらね。
そんなに桜が好きな方ではなかったんだが。

千本桜があそこに咲いてから、ずっと心の片隅にあれがある。

桜の妖精は、私の心にまで桜を咲かせたみたいね」