闇之 鷲樹
ヤミノ シュウキ。
六男、末っ子。
現在中学三年生で二代目生徒会長。
難しいお年頃。
ちょっとだけ冷めているところがある。
兎斗羅とは仲良し。
姉である豹那を嫌った物言いをする。
ワシになれる能力があるが、ちょっとだけ大きいので偵察の時は怪しまれないように気を付けなきゃいけない。
豹羅に仕込まれて剣道は強い。
貴女のことは不思議だと思いつつも敵意は抱いていない。



闇之 虎幸
校医。三十四歳。
相変わらず優しいしお兄ちゃんみたいな包容力がある。
悩みを抱えて保健室を訪れる生徒も少なくはないという。
ただしやっぱり怒らせちゃダメ、静電気でビリビリされる。
普段は賑やかな兄弟を優しく見守っている。
一番最初鷲樹に護身術叩き込んだ鬼。
貴女のことはもう本当の妹かのように扱う。



闇之 豹羅
体育教員。三十三歳。
右腕と左足がそれぞれ義手義足。
ワイルドさは落ち着いたけどそれ以外は殆ど変わっていない。
鷲樹に剣道を叩き込んだ鬼。
いつも竜也とグルで末弟をいじめる。
貴女を見た最初の一言は「やっぱちいせぇな」



闇之 竜也
生活指導担当。三十二歳。
ツンデレは消えてなんか男前になった。
いつも不良生徒を追い掛け回していて、胃薬持ち歩くようになっちゃった。
生徒は頭ごなしに叱るより額つきあわせて徹底的に語りあう対応なので人気はある。
鷲樹に体術叩き込んだ鬼。
いつも豹羅とグルで末弟をいじめる。
貴女の事は今でも好きなので、この年になっても会えたのが嬉しい。



闇之 狼華
社会科教員。三十二歳。
あんまり落ち着いた訳じゃない。
さすがに若い頃ほど天真爛漫ではないが、あんまり変わっていない気もする。
髪を伸ばしたのでちょっとは大人の女性に近づいた。
鷲樹に勉強叩き込んだ鬼。
貴女の事は今でも大好き、会えて嬉しい。



闇之 兎斗羅
数学教員。三十歳。
天然で天真爛漫だけど兄達のサドは綺麗に受け継いでる。
見掛けも物言いも若々しいので学生かと思う生徒も少なくない。
鷲樹と仲良し。
貴女とはいっぱいお話ししたい。



闇之 豹那
三十三歳。
十五年前に生徒会長をやめて学園を出て、本家で五十代目を継いだ。
紆余曲折あり鷲樹と不仲説。
何故か老けない。
何故か今も若々しい。
だが若い頃の無理でも祟ったのか家元としての職務で疲れきっているのか少々弱くなっている。
普段は着物に身を包んで慎ましやかな家元を勤めており、時々テレビでも取り上げられる。
こっそり家を抜け出して千本桜に遊びに来るときはパーカーにタンクトップとボトムスという、若者しか許されないファッションを平気で着こなしてくる。
貴女に会いたいなぁと思ってる。




未来トリセツ