豹那「...私だ。
番犬の娘にそう呼ばれている。

正直なところ汚名以外の何でもないんだが...。
暴君が番犬やその家族にしたことに比べれば、痛くも痒くもないか。
寧ろ、そんな呼び方で済んで良いのかとすら思うわね。

私も所詮人殺しだ」



暴君の娘