豹那「...帰った、か」


(もぬけのからとなった月子の部屋。
それは、あの子がここを去り親元に戻ったことを示唆している。

二度と、ここには戻ってこないんだ)


豹那「...っはは」


(一言もなしか。

その方が...ある意味、吹っ切れることができるのに)


豹那「静かになるなぁ...」


(この胸にぽっかりあいた穴は、なんだろうか)


暫くしてふらっと戻ってくる




急に居なくなる