鷹人「僕の弟たち」


((貼り付けた笑みを浮かべる男性。
確か、豹那さん達の長男。
豹那さんに次ぐ、次期家元候補の闇之 鷹人さんだ。

鷹人さんは私を見下ろしてにっこり笑ってる。
その笑顔の奥の感情が読み取れて、思わず畏縮した。

私の様子に気付き、今度は虎幸さんの背中に隠された))



虎幸「お久しぶりですね、お兄さん。
何か用でも?」


鷹人「可愛い弟、妹達と感動の再開だよ?
君達がお世話になってる子にも挨拶をしているだけだが?」


虎幸「それはそれはご丁寧に」


((...そう言えば、虎幸さん長男と仲悪いんだっけ。

そうこうしている間に、鷹人さんは屋敷の人に呼ばれそこを去っていった。
私達もすぐに歩き出す。


四十八代目達に会わなくちゃ))



奥の間へ




待っていたよ