豹那「!!?」


((戦闘中、あまりに劣勢な豹那さんに我慢できず飛び出してしまった。
相手は竜也くん同様水を使うようで、怪我こそないが盛大に濡れてしまった))



ドゴォンッ


((轟音の方に目を向ければ、相手の足元。
地面に、真っ黒で大きな何かーーーー破壊獣の豹那さんの尻尾が刺さっていた。
人間の姿でいるときは出したくないって言ってたのに...))



豹那「...月子、此方に来なさい」


((強い口調に逆らえず、私は豹那さんの胸に顔を埋められながらすべてが終わるのを待った))


あの、ごめんなさい...






庇う