豹那「なら此処から出ていけ」


((ちょっとした言い合いのうちに、思わずそんなことを口走ってしまった。
豹那さんは一瞬驚いた風に目を見開き、珍しく動揺していた。
冷たい声でそう言われて、顔の横にあった花瓶が音をたてて破壊された。
破片は飛び取り、中の水が私にもかかる。

それを、豹那さんはとても冷めた目で見ていた))



豹那「...ホラ、早く行けよ。
若しくはその足元崩されたいのか?
じゃなきゃお前がその花瓶と同じになるぞ。


言葉を取り消すか、此処から立ち去るか。
今すぐ、選べ」


言葉を取り消す




大嫌い