『____投票の結果。
水前寺 俊太の処刑が決定しました』((俊太くんの足元が抜けるやいなや、何故か今までとは異なり。
彼の首に絡み付いた鎖がピンと張った。
絞首刑のようだ。
自身の体重と椅子、体に絡まった鎖の重みによって呼吸を奪われていく俊太くん。
なんて、むごいの_____?
狐來さんが、もうやめて、と泣き叫んだ刹那。
ブチッ、と鎖が切れて俊太くんが奈落の底に落ちていく。
その顔にもう生気がないのは、すぐわかった))豹那「....シュン...タ...」
((豹那さんが、小さな声で。
きっと、初めてであろう彼の名前を呼ぶ。
俊太くん。
いつも、いつも。
私を、護ってくれてありがとう__))伝えたい言葉を、伝えられない
四日目・昼6