竜也「...バカ。
そんな聞き方して、狂人ですって答えるやつはいねぇだろ」


豹那「...鷹人お兄さんが遺してくれた考察のお陰で、お前が少なくとも人狼じゃないのはわかったわ。
まぁ、狂人の線は消えないが...残る役職は騎士と占い師。
当然占い師は私だし。

騎士か狂人のどっちかだろ」

竜也「...でも、狐來姉ちゃんが、鷹人兄ちゃんは狂人って...」

豹那「狐來姉さんの視点での話だろうバカが。


例えばだ。


鷹人お兄さんが狂人だとすれば、二日目の私の占いが破綻するわ。
お前に白が出たのに市民陣営じゃなかったら、狂人は二人になってしまうじゃない。

虎幸お兄ちゃんも、鷹人お兄さんも、恐らく市民よ。
市民が市民を疑うなんてのはよくある話だ。



お前、初日からずっといってたわよね。


自分が、月子を護るって。
あれは闇之 竜也としての言葉ではなく騎士としての言葉だったんじゃないかしら?」






竜也「...やれやれ。

頭のいい人はチガウねぇ...」




((じゃあ、竜也君...))


竜也「...あぁ」




俺が、騎士だ




四日目・昼後編2