((静かな、夜だ。

静かすぎて。
今思い出したくない、俊太くんとの日々が脳裏に描かれる。




初めてあったときの俊太くんと、今の俊太くん。
乱暴な俊太くんと、気弱な俊太くん。

どんな俊太くんも、私の寄り添ってくれてた。


俊太くんがチーターになって、二人そろってお庭でお昼寝して豹那さんに怒られたりした。
俊太くんのブラッシングをしていて、狼華ちゃんがやってきたり。
俊太くんの好物の鳥の照り焼きを九条さんとつくったり。

私のそばにずっと居てくれた。




きっと、護ってくれてたんだ。
俊太くんは、こんな時までも。

それが、乱暴な俊太くんなのか、気弱な俊太くんの意思なのかはわからないけど。
命を賭してまもってくれていたんだ。




_____逢いたいなぁ....))





俊太くんに、ありがとうって、伝えたい




四日目・夜