豹那「____ドーモ。
オハヨウゴザイマス。


オネェサマ?」


((豹那さんと手を繋ぎ、きっと最後になるであろう投票部屋にたどり着く。
ちょうど、私達の向かい側。


狐來さんに冷たい視線を向けつつ、豹那さんは声をかけた))



狐來「....」




『クライマックス...。
いえ、もうエンディングでしょうかね?
ついに残りは3名。
まずはよく盛り上げて下さったことに御礼します。


その上で。


三十分間、有意義に話し合ってください』





((いつもの声が消えて。
静寂が空間を支配する。

互いの呼吸音と、静かに放たれる殺気。
隣にいる私も、豹那さんの放つ殺気に貫かれそうだ。




徐に口を開いたのは、やっぱり豹那さんで))




呼気に籠る怒り




六日目・昼