カエン「...嗚呼...なんて子だ...。
その言葉に溺れそうになる」



((カエンさんは、そう言うと私を抱き締めてきた。
その腕はとても震えていて、暴君の欠片もない))



カエン「...僕は、君に話していないことが多い。
ただのクソ野郎だ。

そのくせ弱い。

...だが...。
君を守るため...必死に戦えと言うなら...戦おう。


僕は、必ず君の元に帰る。

だから、待っていてくれるかい。
僕の、帰りを」



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