「「「いただきます」」」
狼華「はむっ...卵焼き美味しい!
甘さちょうど良い!」
((竜狼コンビがボロボロではあれど、無事朝食!
ご飯としじみの味噌汁、砂糖の卵焼きとサラダ、各々の飲み物が並んだ食卓は賑やかだ。
鷲樹は、お母さんに離乳食を食べさせてもらっている。
ちなみに席順はだいたい定位置が決まってる。
お父さんから時計回りにお母さんと鷲樹、鷹人お兄ちゃん、竜也、豹羅お兄ちゃんで、お父さんの向かいに私、隣から豹那お姉ちゃん、狼華、兎斗羅、虎幸お兄ちゃん、狐來お姉ちゃん))
カエン「豹羅達は、今日は早く帰ってくるんだよね?」
豹羅「あぁ、テスト前で部活ねぇからな」
カエン「なら、気をつけて帰っておいで。
皆一緒に帰ってくると良い」
豹羅「んー...たまにはそれもいいかねー」
((高校生組で一番上は豹羅お兄ちゃんだから、基本的に指示はお兄ちゃんに出される。
勿論、お姉ちゃんもしっかり聞いている))
豹那「兎斗羅は、先に帰ってても良いし友達とかと話ながら待ってても良いわよ。
中等部より高等部の方が終わるの遅いんだし」
((私達は中高一貫の私立高校に通っている。
忘れ物とかしたら便利だ))
兎斗羅「待ってるよ!」
豹羅「じゃあ終わったら連絡するわ」
カエン「鷹人達は?」
鷹人「僕はいつも通り五時上がりだが、テスト前だから少し遅くなるよ」
虎幸「僕は...三時頃に終わる予定かな」
カエン「...君らは何で一回も目を合わせないくらい仲悪いかね。
狐來は?」
狐來「私はオフ~♪
一日中、シュー君と遊んでるよ~」
狼華「えぇー!?
來姉いいなー!?」
豹那「うっせぇ騒ぐな。
姉さんやっと休みとれたんだぞ」
((狼華に豹那お姉ちゃんの拳骨が入った。
狐來お姉ちゃんは素晴らしい有名人です))
豹羅「うーっしごっそさん!
んじゃあ学校行くぞー!」
豹那「行くの良いけど鞄おいて学校に何しに行くの。
あと竹刀いらんでしょ」
豹羅「鞄は忘れてた。
竹刀はないと落ち着かないの」
豹那「その図体でモンじゃねぇよ朝っぱらから気色悪ぃ、竹刀と結婚しろ」
((豹那お姉ちゃんは朝早いくせに低血圧だから機嫌悪いです。
と、ガタガタやって私達学生組は学校へ向かいました。
鷹人お兄ちゃんは私達が通う高校の教師だけど、一足先に車でいつも行ってる。
大学生の虎幸お兄ちゃんは途中で別れて、兎斗羅も校門のところで別行動。
私達の朝は騒がしいけど楽しくて仲良しです!))
全員集ったので