狼華「私ああいうの好き！大好き！
映画みたい！！」

竜也「見てこいや一人で」

狼華「何でそんな冷たいの！！
其処は！

狼華、そんなんばっか観てねぇで俺に夢中になれよ。
お前が夢中になっていいのは俺だけだ。

でしょうが！」

竜也「あーあー！！
もう喋んなチビ！
何でお前の妄想劇聞かなきゃいけねぇんだよキモい！

此方は眠い中ドラマ観てるお前のキーキー声にぶっ叩き起こされてんだぞ！
興味の欠片もないドラマ観る羽目になって迷惑だわ！」

狼華「竜兄は女心分かってなさすぎ！
女の子はああいうのに憧れて、周囲を引き込むの！」

竜也「お前は男心を理解しろってんだ！
引き込んでんじゃなくて巻き込んでんだよ妄想女！！」





豹那「何あのガキの争い」

豹羅「うるせぇから揉めんじゃねぇよ」

虎幸「狼華の言いたいことは分かるけれど、人には趣味や好みがあるからね。
僕も、あれは好きだよ」

豹那「お兄ちゃんが気に入っているとかどうでも良いわよ。
どのみち、あの作品双子の兄弟じゃないから狼華が竜也に何かを求めても泡沫で終わるっつの」


（（結局闇之兄弟全員で観てます。
観てるとき竜也君の膝に狼華ちゃん乗ってたから、多分何だかんだ仲良いよね））