豹那「もういいッ___!!
勝手に死にたきゃ死んでろ!!!」



((そう吐き捨て、豹那さんは出ていってしまった。
狐來さんは狐來さんで、とても気分の悪そうな顔をして自分の部屋に戻っていく。




ここにいるのは、竜也君と私だけだ。


豹羅さんの返り血を浴びてしまい、竜也君のワイシャツはすっかり汚れている))



竜也「...なぁ、月子。


姉ちゃんからしたらさ...。
今の俺ら、人狼とおんなじくただの人殺し、だよな」




((...あの状況下で、狐來さんは間違いなく豹羅さんに投票した。
豹那さんと豹羅さんがどうしたのかはわかんないけど...。


私と、竜也君が投票したから。
あの吊りは、成立してしまった。




泣き叫ぶ豹那さんよりも、私達はゲームの終了を望んだんだ____))




竜也「...仮にさ。
お前が人狼でも。
もう俺、噛まれても文句言えねぇや」



((そんな言葉、竜也君から聞きたくない__))


竜也「人狼が誰でも...。
どんでん返しで豹那姉ちゃんでも。
ほぼ確定の狐來姉ちゃんでも。
あり得ないとしても、お前でも。

今のこってる人狼に噛まれんなら...悔いはないや。


でも...出来れば...」




最期まで、お前を護りたかったよ




五日目・昼後編