((昨日、投票によって虎幸さんがなくなった部屋にまた私達は集った。
竜也君と俊太君の間の席はからだ。
つい昨日まで、あそこには狼華ちゃんが座っていたのに。
あの子のあけすけな明るさは、いつだって私を救ってくれてた。
よくも悪くも幼くて、時々豹那さんに怒られちゃったりしてたけど。
誰にだって分け隔てなく、同級生で集まれば積極的にコミュニケーションをとってて。
色々な花をくれてたのに))
『おやおや。
皆様随分とナイーブになっておられますね。
まぁ、今回は泣いてばかりでしたが彼女は普段皆様のビタミン剤だったようですからね。
では、確認をしましょう。
___昨晩、学園の高等部二年・闇之 狼華が顔面を焼かれショック死しました。
能力は植物の生成でしたかね。
では、三十分。
存分に話し合ってください』狼華ちゃんを殺した人を、絶対に許さない
三日目・昼