豹那「ッ...!」

レナ「...!!」

豹那「...ダメだ...!

例え、苦しくても...!
もう学園に戻るのは許さない...!

また記憶を失って良いのか!?
同じ目に遭っていいのか!!?
いつまでも私達が護れるわけないだろう!


もう...!!
お前を危険な目に遭わせられるか...!!



苦しいのなら...。

能力者なんか忘れてしまえ...!!」


~っ!...ハ、ハハ。それを、それを忘れたら私、空っぽの、『お人形さん』になっちゃうよ。ねぇ、豹那さん、レナさん。(虚ろな瞳で泣き笑い)




もう無理だよ!あんな、あんな目で能力者の人を見る人たちの中にいるのなんか耐えられない!!!