豹那「俺、着替えてくるわ。
飛びっきりうまいの頼むぜ」
((その言葉が、本当に嬉しかった。
準備が終わった頃、ラフな部屋着になった豹那さんが入ってくる。
...頬は、まだ赤い))豹那「っよっこいしょー...あー...ソファー楽っ。
色は気に食わんけど。
...さて。
いただきます」
((アップルパイを口に含んで数秒。
今までのいざこざは何だと思うほど、豹那さんが顔を綻ばせた))豹那「うめぇ...。
お兄さんの林檎は勿論、お前の料理の力で更に旨くなってやがる。
紅茶もイイ味出てるぞ。
アップルパイにはあう!
...さっきは、悪かった。
ちょっと切羽詰まってた。
子供みてぇな事しちまったzr。
ごめんな、月子。
旨いもん作ってくれて、ありがとよ」
♂大丈夫です、豹那さんが喜んでくれたならそれでいいんです。...頬、痛いでしょう?湿布持って来ました。
♂...!今、用意しますね!(こぼれた涙を拭ってアップルパイとお茶の準備をしに走る)