豹那「え、っと...その...!」


カエン「...月子」


((お父様...いつからそちらに...))


カエン「最初の方からだ。
話が聞こえてね。

...悪いね豹那」


豹那「ッゃ...!!」


((抵抗する豹那を抑え込んで、お父様が彼女の袖をまくった。


そこには。


白い肌に似つかわしくない、真っ赤な線...。

細い、何かに叩かれたような...))



カエン「...此は何だ、豹那」

豹那「ッ...!
ご、め...さッ...!」

カエン「謝らずに言え。
此はなんだ」



●●お父様、そんな風に言ったら豹那が怯えてしまいますよ...(豹那を優しく抱き寄せ)




●●...豹那、少し腕見せてくれる?