シビル「___ふぅ...。
結構掛かってしまったな」


カーラ「っはぁ~...。

久方ぶりの空気ね」


レナ「わーい!!」

レラ「あっ!!
こら待てレナ!!
俺のリュックもってくなー!!」



((お父様のお仕事の都合で日本にいた私達アンディアス家は、今日。
長い長いフライトを終えて、母国の地に足をつけた。

空港を出てからタクシーに乗って家につく頃はもう夜だった。

疲労感がどっと襲ってくる。
流石のお父様も疲れたみたい))



シビル「ハァ...。
レナもレラも寝ちゃったね。
カーラも辛そうだ。

早くお風呂に入って、今日はもう寝よう。
月子も、疲れただろ」



((お父様に頷いて、私は荷ほどきも程ほどに入浴の準備を進めた))


●▼暗雲が立ち込め、満月が覆い隠された




●▼それは地獄