...!
琴...!!



((いつも沈着冷静なエスレィティナが、珍しく動揺していた。
よろけながら私の前に正座して、目を見開いている))



貴女は...琴が弾けるんですね...。
...美しい音色です。


私が、貴女を母に似ていると言ったから弾いてくださったのでしょう?
本当に慈悲深いお方ですね。


私の命を懸けて、貴女を御守り致します。

ですので、差し支えなければまた今度聞かせてください。

誰のでもない。
貴女の音色を。



▼私の演奏でよかったら、いくらでも(はにかむ)




▼琴を弾く