鷹人「...!
ッ...!
やめろッ...!

くそ...!!」



((悔いるように歯を食い縛り、兄さんは飛び去ってしまった。
ひらりと舞う羽。

この鋭利な羽は...幾度となく豹那に脅威を与えた...。

でも、何故...。
こんなに、美しいと思ってしまうのか...))



△...嗚呼...闇之に呪われし愛しき家族よ...どうかこの命が尽きるまでに幸を与えん




△...嗚呼、なんて愛しい家族でしょう...臆病に愛を欲する者達を...不器用に愛そうとする者達を...