カエン「君が言わんとすることはわかる。
だが、憎しみがなくては手に入らない強さもあるんだ。

優しさや暖かさのない絶対的な強さ。
その風格。
あの子達がそれをもつ理由くらい分かっているだろう?

もし本当のことを言えば、豹那は今までの強さを得るための過程が否定されるんだぞ。


僕は、いい...。
何も言わないのが、あの子達のためだ...」



△今すぐとは言いません。ですが、いずれは向き合い、乗り越えねばならぬ事です。真にあの子達を想うからこそ、敢えて試練を与えます




△...いいえ、それはあの子達の為にも貴方の為にもなりません。あの子達が真の強さを得る為にも...貴方が前に進む為にも...貴方が私達を心から愛してるという真実は必要不可欠です