豹那「...お姉様は...。
天秤であるがゆえ、か。
長女であるがゆえ、か。

私の知らないことまで知っている...。

...暴君は...。
いえ、何でもありません。

お姉様が決めたことなら、もはやなにも言いますまい..」


△...豹那、いずれ全てを話すわ...それは貴方達を悩ませ苦しめる事になるでしょう...けれど、その先にはとても大切な存在がある...貴方達なら乗り越えられると信じてるわ...




△私は知ってるからね。この家族は皆、ただ不器用過ぎるだけ...必死に虚勢を張って強がってるだけで本当は臆病なのだと...だから、私はこの家族を誰よりも愛し守る事を誓ったの