鷹人「...不器用...か。

そうだな...。
不器用だ...。

両親が不器用から始まった。
歪みに歪んで...僕たちも歪んだ...。
修正など利かぬほど...。

もう、戻れないのさ。


闇之の天秤。
あんな不器用で歪んだ二人に育てられておきながらも...君は家族を愛するのか?
いや、愛するだろう。
それが、君だ。

...もう...愛する価値などないというのに...」



△...嗚呼、なんて愛しい家族でしょう...臆病に愛を欲する者達を...不器用に愛そうとする者達を...どうして愛さずにいられましょう...(優しい手付きで鷹人兄を撫でる)




△私はただ、誰よりもこの不器用な家族を愛してるだけですよ(優しく微笑む)