豹那「気にせずに飛んで構いませんのに」


((豹那は呆れ気味にも、嬉しそうにもとれる口調でそう言って千本桜を見上げた。
月に照らされる千本桜は艶かしく、妖怪のようだった))



豹那「では、私は止まり木として在り続けなくてはなりませんね。
...なぁ、千本桜」


((豹那に答えるように、花弁が私達を囲んだ))




△なら、桜を止まり木にして豹那と一緒にいるわ