豹那「不死の呪い...ですか。
死に至らしめる呪いも厄介ですが、不死というのも厄介極まりない。

代償が、人の命であるなど...。


...メソポタミア、シュメール初期王朝時代の伝説的な王をご存じですね。
彼は死の恐怖を覚えて不死の探求の旅に出ました。
途中出てくる酒屋の女主人曰く。

求める生命をあなたが見つけることは出来ないでしょう...とのこと。
だからこそ、今を楽しめといわれている。
後に彼は悟りを開き、ウルクの王として君臨したわけですが...。

さてはて。
ウルクに生還した王は、お姉様をなんと言いますでしょうか...。

不死を必要なしと、古代王までが悟ったというのに...」


△(...でも私はこの「呪い」があったから、今も生きて貴女達と共に居ることができた...。)




△しかも本当に生きられる時間が長くなるだけで病弱体質はそのままだし事故や直接攻撃には耐えられないのよ。...能力と言うよりは呪いのようなものかしらね...。相手にとっても、私にとっても。