豹那「亜鶴公の跡継ぎであればなおのことです。

いえ、そもそも御宗家の跡継ぎなど烏滸がましい。
ただ、刻印が二つあっただけです。
きっと、私の体に御母堂様や亜鶴公の血は一滴も混ざっていない。


御宗家のあとは殺しあいが横行し本家と分家はわからなくなってしまった。



四十八代目のようにね」


△▲いいえ...!貴女は間違いなく私達の血を引いています!そうでなければ、亜鶴様の面影がある筈がありません...



△▲...成りたてと言えど、貴女は五十代目当主です。...亜鶴様の跡を継ぐ、大切な...