豹那「...あぁ、これ...。


むかぁし...ですかね。
ここを、女王蜂に斬りつけられたんです。
煙草を押し当てられて。
短刀ですかね、それですっぱりと。

そして、この年になって、女王蜂の糸に操られた生徒に...ここを、刺されて。
一度、死んだんです。
正確には、二度目...ですが。


まぁ、その後紆余曲折あって、女王蜂のお陰で私は今生きているんです。
女王蜂...否。
お母様、の、お陰で。

お母様が私に残した、愛情...ですかね」




△▲そのうなじの傷は...?