レナ「あぁ...いえ。
今日は、あれが憎いほど綺麗だったもので」



((手袋を着けた手が、そのまま上空を指差した。
爛々と輝く月が、私達を見下ろしている))



レナ「たまには、この月明かりを浴びながらストレッチも悪くないかと思いまして。

確かに能力者でこそありませんが、会長の許可は得ていますのでご安心を。
危害はくわえないとアンディアスの名の元誓います」



▲...アンディアス様、ですか...。あの...邪魔をしてすみません、すぐに立ち去りますから...




▲...この学園の生徒さんじゃ、ないですよね。こんな時間に何をなさってるんですか...?