豹那「子供がいるからなんだ....?!
あの男にとってそんなもの鎖にもならない...!
暴君に、家族愛があると思うな!


私達を本当の意味で愛していたのなら!!
私はこんなところで、こんな惨めに命を狙われて生きているものか...!


暴君が何故手を下したかなんて、関係ない...!
お前のご両親を殺したのは、私の父親だ...!!
それだけが、変えられない真実なんだ....!!!!」


▲...そん、な...だって...(混乱し言葉に詰まる)

▲...ッ...、...(瞳からぼろぼろと涙が零れ落ちる)




▲...あんた、の...?...っどうして、なんで...子供もいるような父親が...(顔から表情が抜け落ち呆然となる)