(ドサリ、と。
あの女が崩れ落ちたおとを聞いて我に返る。


いつもだ。
この人は、いつも。
私を護ってくれる。

ひょっこり現れて。
自分と引き換えに、私の心臓を護ってくれる。



嗚呼。

なんで、そんなに優しいの)




「大事なさげで、なによりじゃ」








豹那「わ...っか、だん....な....」


▲...ん...(数時間後に目を覚ます)




▲(不意に訪れた眠気に抗えず、そのまま床にくずおれる)