レナ「...えぇ、そうでしょうね。
能力とはそういうものです。
いつ自分が加害者になるかもわからないものです。
私のいた国にも、能力で悩むものは数多くいました。
こんな力があるなら、最初から産まれてこなければ良かったと連呼するものもていて。
そういう人は皆、悪魔にすがるんです。
殺してくれ、殺してくれ。
ありがとう、ありがとう。
殺す前に、殺してくれてありがとう。ってね。
貴女の目にはまだ覇気がある。
その覇気があれば、きっと生に惑う屍にはなりますまい」
▲自分がどうなってしまうのかわからなくて...怖いんです。...でも、こんな事誰にも言えなくて...(俯いて体を震わせる)