豹那「テメェ...」


((今までにないくらいメス猫の顔が憤怒に染まって。
激昂する拳を叩きつけられて、机が悲鳴を上げた))



豹那「人間は...お前達はどうしてそうも愚かなんだよ!
普通と違う力を持つだけで白い目をむけて指をさす!
元々はお前達が私たちのようなものを造り出したくせによォ!

いらないだ?
お前達が気付かないところでお前達を守っているのは誰だ?
外敵や一般人を狙う能力者からお前達を守っているのは誰だ?
お前達がそうやって生暖かい環境で戦いを知らず生きていられるのは誰に守られているからだ?


全部、全部。
能力者だろうが!!


能力者が皆お前達に害を成すと思うなよ!?
なのにお前達は関係のない能力者まで排除しようとする。

その考えを早く捨てろ。
さもなくば。




地獄をみるぞ


▲...なら、どうすればいいというんだ。能力者に家族を全員殺された私は!このどす黒い怨嗟をどこに向ければいいと言うんだ!?(血を吐くような声で言って出ていく)





▲能力者なんかいらない