豹那「メス犬がいない?」
狼華「部屋にもいないんだよ。
さっきもめる声を聞いたって虎兄が言ってたんで視てみたら...。
誰かと今でも揉めてるの。
スッゴク激しい。
多分政府の人じゃない。
ほら、前に見たでしょ?
能力者の宝石売りさばいていた人。
あの人だよ」豹那「...ったく。
手間のかかる女だな」
((狼華のいう男の顔を思いだし、狙いを定めた。
ぼん、と小さくこぼす。
きっと今頃は、腸撒き散らして死んでいる。
今のうちに帰ってこい、メス犬))
豹那「...さて、何て言ってくるか。
怖いねぇ」
▲っ...ちょっと、アンタ!一体どういうつもりで...!!(血まみれ姿のまま乱暴にドアを開ける)
▲能力が発現した数日後、密輸者に捕まる