豹那「.....。

今自分の所業が、そうみられてもおかしくないというのに何故気付かないのやら」


(ゆったりと茶封筒をひろう。

確かに、私も少し悪かった。
もっと分かりやすく言わなくちゃいけないだろうに)


豹那「.....口下手は誰譲りなのかねぇ」


(これでも、心配してるのに)


▲血まみれ姿のまま廊下を歩く

▲なによ、なによ!あんな言い方...!誰が好き好んで自分を切り売りしたりするもんか!(怒りと悔しさで涙が滲んでくる)




▲ッ...お金が目的じゃないわ、馬鹿にしないで!(顔を怒りに染め、茶封筒を突き返し部屋を出ていく)...何も知らないくせに...