「それは何よりじゃのう」


((姿はないのに。
突然その声は聞こえてきた。
周囲を見回し、目の前にそびえ立つ木を見上げる。

いた。
顔は見えないけど、聞こえてきた低い声と体格的に男性だろう))



「あまり長居しては、どっかの狼に勘づかれる故おしゃべりはできそうにないんじゃがのぉ。
ワシが誰か、心底気になるのではないか、小娘?」



▲...聞けば、答えてくれるの?(得体の知れない相手を警戒し、得物に手を掛ける)

▲(...嫌な匂いはしない。どこか、懐かしいような...柔らかい香りがする)あなた、誰?樹の神さま...?

▲その声...この間の人...?そこで何をしているの?




▲ふう。...やっぱり夜じゃないと思いきり体を動かせないわね(大きく伸びをする)