豹那「...心臓を潰されるのは、ことのほか苦しいものだぞ。
一瞬では死ねない。

どこまでも残酷な能力だと自負しているからな。


それでも、この手で。
今も鼓動している小さな心臓を、握りつぶして欲しいか?
痛みと苦しみにのたうち回ってでも...死を望むのか?


お前は...そんなに弱い女だったか....?」


▲ごめん、なさい...少し疲れてるみたい。こんな事考えるなんて、私らしくないわ...(血の気の失せた顔で唇を戦慄かせる)




▲どうせ死ぬなら、死体は綺麗な方が良いわ。死ぬなら、私より強い人に…貴女に、殺して欲しい…(豹那の手を取り左胸に触れさせる)